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近年はフリーランス・ノマドとして海外で活躍する人が増えていますね。
その中でも、Webライターは人気の職種の一つです。
海外在住Webライターってよく聞くけど、どうやってなるんだろう?
税金関係がめんどくさそう・・・。海外に納めるのかな?
などと疑問に思っている人が多いのでは?
そこで今回の記事では、カナダを中心にノマドWebライターとして働き、日本やカナダのクライアントと仕事をする私が、「海外在住でノマドWebライターとして働く3ステップ」を解説します。
仕事を始めるにあたって必要なものや、税金関係で注意することなども解説するのでご安心を!
ちゃんと準備をすれば、誰でも海外でノマドWebライターとして働けますよ。
Webライターがどれくらい稼げるのか知りたい人は、こちらの記事も見てね!
海外在住でノマドWebライターとして働く3ステップ
それでは本題に入り、海外在住でノマドWebライターとして働く3ステップを紹介します。
以下のステップで、海外在住でWebライターデビューを果たせます。
ステップ1:滞在する国・都市を選ぶ
最初のステップは、滞在する国・都市を選ぶこと。
選ぶ基準は色々ありますが、おすすめは以下です。
物価が比較的安め
最初のおすすめは、物価が比較的安めな国・都市を選ぶこと。
日本円の方が強い場所を選べば、より多くの稼ぎを得つつ、生活費をおさえて暮らすことができます。
フリーランスやノマドワーカーが多く訪れている
次のおすすめは、フリーランスやノマドワーカーが多く訪れている国や都市。
理由は、インターネット環境やビザ制度など、リモートワークがしやすい環境が整っている可能性が高いから。
また、ワーカーたちと出会い情報交換をすることで、ビジネスに関する新たな知見が得られたり、新たな仕事につながる可能性もあるでしょう。
ノマドビザがある
ノマドビザがある国を選ぶのもいいでしょう。
ノマドビザとは、簡単にいうと、フリーランスやノマドワーカーとして、長期滞在ができるビザです。
滞在できる期間やビザ取得にかかる費用は国により異なります。
※ただし、ビザ取得にあたり、一定以上(例:月収30万円以上)の収入を証明する必要があることが多いです。
駆け出しの人には難易度の高い方法ですね。。
ビザ取得の難易度が低い方法は、次に紹介する方法です↓
ワーキングホリデー制度がある
30歳以下であれば、ワーキングホリデー制度がある国に行くのもおすすめです。
理由は、誰でも比較的カンタンにビザを得られるだけでなく、雇用主の縛りがないビザ(=決められた雇用主のもとで働かなくてよい)だからです。
国によっては1年以上滞在できるところもあるので、長期滞在したい人は要チェックですよ!
ステップ2:必要なビザを調べて取得する
ステップの2つ目は、ビザの取得。
ノマドとして滞在する国・都市が決まったら、必要なビザを調べて取得します。
90日以内などの短期滞在であれば、ビザなしで入国できる国もあります。
それでも現地で働くとなると、就労が許可されているビザを取得しないといけないこともあるので、しっかりとリサーチをしましょう。
ビザの調べ方は大きくわけて2パターンあります。
私のおすすめはエージェントに問い合わせることです。
大使館のホームページは、国によっては使いづらかったり、情報がアップデートされていないことがあるためです。
反対に、個人が運営している留学や海外移住系のウェブサイトでビザのことを調べるのはおすすめしません。
ビザ問題は、移住方法や移住した時期などによってルールが変わっている可能性が高く、あてにならないからです。
ステップ3:ライティング案件に応募する
海外でノマドWebライターになる3つ目のステップは、案件(仕事)への応募。
ビザが取れ現地に着いたら、あとは案件に応募するのみです。
1番メジャーな方法は、「海外から日本企業の案件」に応募すること。
仕事探しには、求人サイトやクラウドソーシングサイトを使います。
私も使っている、Webライターの案件が豊富なウェブサイトをご紹介しますね。
(海外在住でも仕事ができる案件がほとんどです)
なお、このほかにツイッター(X)という手もあります。実はこれが結構使える。
私も何件かツイッター経由で営業があり、お仕事をもらいましたよ!自分で営業をかけるのもありです。
また、英語が得意なら英語を活かせるWebライター案件もおすすめです。
なお海外から日本にある企業の案件に応募する際は、いくつか注意点があるのでおさえておきましょう。
注意点①日本の銀行口座を用意する
多くのクラウドソーシングサイトでは、日本の銀行口座がないと報酬が受け取れません。
日本の銀行口座を解約しないように注意してください。
海外転出届を出して、日本の非居住者となると口座が維持できない銀行も多いので、どの銀行を選ぶかも重要なポイントです。
私も使ってるソニー銀行なら、非居住者でも口座が維持できますよ!
注意点②本人確認書類を用意する
海外からクラウドソーシングサイトに登録する場合、本人確認書類としてパスポートの提出を求められます。(日本国内の場合は自動車免許証などでOK)
手元に準備した上で、登録を行いましょう。
おまけ:現地の日本企業に応募する方法もある
「海外から日本企業の案件」に応募する以外に、滞在国にある日系企業の案件に応募する方法もあります。
現地の銀行口座は必要ですが、外貨を稼げるチャンスなので、現地通貨が円より強い場合はおすすめです。
日系企業の場合、現地の日本人や留学・旅行予定者をターゲットにウェブメディアを運営している可能性があります。
ライターを募集していないか問い合わせてみましょう。
海外在住でノマドWebライターとして働くために必要なもの
ここでは、海外でノマドWebライターとして働くために必要なものを紹介します。
ノートパソコンスタンド
海外でノマドWebライターとして働くなら、ノートパソコンスタンドを購入することをおすすめします。
理由は、目の高さとモニターの高さが合っていないと、頭痛や肩こりの原因になるから。
高価なものを買う必要はないです。
私は、以下のタイプのスタンドを購入し2年ほど愛用しています。
価格:2480円 |
カフェなどで作業する時も、異様に低いテーブルとかあるので、あった方がいいです!
※家で仕事をしてもいいのですが、飽きが来ることがあるので(在宅勤務あるある)
ライティング実績
海外でノマドWebライターをするのに必要なもの、それはライティング実績です。
実績がなければブログを開設して、それを実績の代わりにしましょう。
私も急いで「note」でブログを開設し10記事くらい書きました。
仕事が取れたのちにこのWordPressブログも作った形です。
WordPressブログの始め方はこちらを参照してください
有名になる必要はありません。
アクセス数を稼げていない、ブログ開設したばかりでも、仕事を取ることができたので安心してください!
ただ文章の書き方は確実にみられるので、基本的な知識は勉強しましょうね。
まだ実績がない人は、こちらの「未経験から仕事を得るステップ」を解説した記事も参照してください。
仕事をしなくても半年は生きていける生活資金
海外でノマドWebライターとして働くなら、仕事をしなくても半年は生きていける生活資金も用意しましょう。
個人差はありますが、フリーランスやノマドとして安定して仕事がもらえるようになるまでは、少し時間がかかるからです。
特に私が住んでるカナダのように物価が高い国に行って仕事がもらえない状況におちいると、節約生活を余儀なくされます。
また、仕事の得られないプレッシャーやどこにも出かけられないストレスなどで病みます。
一方で半年は生きていける生活資金があれば、なんとかメンタルを保ちつつ、仕事を探し続けられます。(もちろん資金は多ければ多いほどよいですが)
合法で滞在し働けるビザ
海外でノマドWebライターをするなら、ビザは何よりも重要です。
なぜなら、もしも政府当局に不法滞在だと判断されると、日本に強制送還となったり、その国への入国が数年禁止されるなど厳しいペナルティが課せられるからです。
(他の国に入国する際にも不利になる可能性があります)
自分が何のビザで滞在できるかは、政府の公式ウェブサイトから確認するか、専門家に問い合わせましょう。
なお、ジョージアなど、ノマドワーカーに人気の国では、ビザなしで1年間滞在・就労することができます。
そういった国を狙って行くのもアリですね!
語学力
たとえ日本のクライアントを相手に仕事をするとしても、現地で生きて行くための、最低限の語学力は必要です。
英語忘れた!苦手!
って人はまず英語の勉強をしましょう。
具体的には
- 中学英語を総復習し言い回しを暗記
- 1で暗記した言い回しをオンライン英会話でひたすら喋る
をすればとりあえずはOKです。
全ての会話はベーシックな中学英語が元になっているので。
中学英語の復習は、それ用の本を1冊買えばOKです。
あれもこれも手をつけると集中して覚えられないと思います。
これなんかおすすめです。中学英語が網羅されていますし、スマホに音源をDLして発音もチェックできます。(正しい発音で覚えないと、聞き取れません!)
中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。改訂版 [ 山田 暢彦 ] 価格:2530円 |
オンライン英会話はネイティブキャンプか【Cambly(キャンブリー)】がおすすめです。
特にCamblyは、「予約入れると直前にやる気無くす・・・」っていうタイプの人には合ってると思います。笑
フラッとやりたい時にすぐネイティブ講師と話せますよ。
海外在住でノマドWebライターとして働く際の注意点
最後に、海外在住でノマドWebライターとして働く際の注意点を確認しておきましょう!
税金の処理
海外在住でWebライターとして働くときに、何よりも重要なのは税金(所得税・消費税)の処理です。
まず基本的なこととして、1年間の売上は、翌年に国に報告し、税金を納めなければいけません。(=確定申告/英語でタックスリターン)
日本で働いて日本で売上をあげたら、日本で確定申告すればいいのですが、海外フリーランスは複雑です。
結論としては、日本または滞在国のどちらかに納めることになります。
どちらに納めるかは
- 日本で非居住者になっているか(海外転出届を出しているか)
- どれくらい海外に滞在しているか
- 日本の国内源泉所得があるか
などによって異なります。
複雑なので、日本の税務署・海外案件をサポートしている税理士さんや会計士さんなどに相談することを強くおすすめします。
税務署や税理士さんってなんか怖そう・・・
と思う人もいるでしょう。
税務調査とか脱税とか、言葉が一人歩きしてなんとなく苦手意識がある人もいるのでは?
しかし、わからないことを質問しに行くと、親切に教えてくれるので大丈夫ですよ。
私も過去に税務の仕事をやっていて、たくさんの個人事業主さんとお会いしましたが、税金のことを最初からしっかりわかってる方は少ないです。
こまめに税務署や税理士さんに確認している方も多かったので、わからないことを引け目に感じる必要はありませんし、質問しても馬鹿にされたり罰せられることはないです!笑
安心して相談してください。(逆に相談せず自己流でやって、のちに申告の誤りや税金の納め忘れが発覚する方が危険です)
また、その年の1月1日に日本に住所があった場合、年度の途中から海外に転出したとしても住民税を納める必要があります。
この点も、海外に行く前に住んでいる自治体によく確認しましょう。
売上・経費の管理
海外ノマドWebライターとして次に注意したいのが、売上や経費の管理です。
こちらも確定申告に関わるからです。
クライアントからもらった契約書・報酬の入金が確認できる書類は必ず保管してください。
Excelなどでも構わないので、月ごとの売上も記録しておきましょう。
(クラウドソーシングサイトを経由した仕事であれば、サイト上に記録されるので管理がしやすいです)
経費については、Webライターだと、正直あまり計上できるものがないかもしれません。
最低限、
- 仕事道具(PCなど)の購入費用
- 家賃の一部(家全体の床面積と仕事場の床面積で家賃を按分。詳しくはこちら)
- 携帯代(業務で使用している場合)
- 取材などで出かけた際の交通費
- クライアントとの商談での飲食費
などは経費になる可能性があるので、領収証を保管しておきましょう。
家や仕事場のネットワーク環境
海外でノマドWebライターをするなら、家や仕事場のネットワーク環境もとても重要です。
安定してインターネットに接続できなければ、仕事になりません。
先進国であれば大丈夫と思われるかもしれませんが、住む家によります。
例えば私の住んでいるカナダだと、部屋が地下にある場合も多く、接続が良くないこともあるので、入居の際に確認が必須です。
カフェを仕事場にする人もいるかもしれませんが、その場合も環境はピンキリなので、PCで作業している人がよく集まっている場所を探すとよいでしょう。
(私はGoogleマップ検索でカフェの写真をチェックし、その中にPCを開いている人が写っていたらそのカフェは安全!と判断しています。)
【最重要】海外在住ノマドWebライターとして生き残る方法
正直にいいます。
海外在住Webライターになるのはカンタンで、誰にでもできます。
1番大変なのは、海外Webライターとして安定的に収益を出し続け、生き残ることなんです。
だって基本的にはフリーランスだから、仕事は不安定だし、現地の物価が高ければライターだけでは生活が立ちゆかないから。
そこで最後に、海外ノマドWebライターとして生き残る方法をご紹介します。
専門分野を持つ
海外ノマドWebライターとして生き残るなら、専門分野を持ちましょう。
社会人経験者であれば、過去の職歴に関連した分野についてのライターになるのがラクです。
たとえば、銀行に勤めてたら、金融系ライターになれます!
こういった専門性がないと、何を書くにも知識が足りていなくて、リサーチするのに時間がかかってしまうからです。
時間がかかれば、その分時給も下がります。
たいていの場合、ライターの仕事は「1文字=○円」の文字単価制なので、時間がかかれば儲けも少なくなるんですよね…。
ということで、「この分野なら見なくても書けるわ」というものがあると安定して稼ぎやすいです。
何も専門性がなくて書けるものがない……
という人は、まず何かを勉強して詳しくなりましょう。学生さんなら、自分の専攻のことでもいいと思います。
それから既に留学している場合は「海外情報発信系」のライター案件に応募しやすいです。
現地に生活してる人だからわかる、生きた情報を求めているメディアはあるので、そういったところに営業をかけてもいいでしょう。
継続してもらえるクライアントを見つける
海外Webライターとして生き残るなら、継続してもらえるクライアントを見つけることは必須です。
継続してもらえるクライアントとは、ライターに毎月安定して仕事を発注してくれる企業のことです。
クラウドワークスやランサーズなどで仕事を見ていると、1回きりの依頼というケースもあるんですよね。
1回仕事が終わったら、また新しいクライアントを探さなくてはならず、見つからなければ収入が途絶えます。
なので、そういった仕事は避けて「継続ありき」のところを探しましょう。
クラウドワークスクラウドワークスやランサーズであれば、「継続依頼あり」の案件でフィルター検索をかけられるので、それを利用しましょう。
単価の高い案件を狙う
海外でノマドWebライターとして生き残るなら、できるだけ単価の高い案件を狙うのもポイント。
海外生活は何かとお金がかかるため、いざというときに備え多めに稼いでおくと安心だからです。
目安としては「1文字=1.5円以上」の案件を探しましょう。
それ以下の場合、かなりのスピードで記事を書くか、大量に受注しないと生活費が稼げません(場所にもよるが)。
特に私の住むカナダの場合、1.5円ならライター一本での生活は厳しいです。一人暮らしはできないですね。
家賃は1ベッドルームで2,500ドル(27万円くらい※)くらいはしますし。
現地レストランでバイトした方が圧倒的に稼げます。
※2023年11月8日の為替レート
ブログは必須+SNSでも情報発信
海外ノマドWebライターとして生き残るなら、個人ブログ運営は当然のこと、SNSでの情報発信は必須です。
なぜなら、SNS経由でお仕事をもらえる可能性はとても高いからです。
私もたいていTwitter使って仕事もらってます
ブログ・SNSでは「ライターとして活躍したい専門分野」の発信を行うといいでしょう。
たとえば「英語学習系のライター」になりたいなら、普段からSNSで英語学習者に向けて発信するなどです。
※プライベート用とビジネス用のSNSはわけることをおすすめします。
海外の好きな場所でノマドWebライターとして働こう
今回は、海外でノマドWebライターとして働く方法を解説しました。
働くためのステップを再度おさらいしましょう!
面倒に見えるかもしれませんが、最初の準備さえしっかりしてしまえば大丈夫です!
世界の好きな場所で働いて、旅行をしたり、新しい仲間に出会えるのが海外フリーランスWebライターの魅力。
少しでも興味がある人は、ぜひ挑戦してみてくださいね!
ブログをこれから始めたいなら、以下の記事がおすすめ!