留学の目的がわからない人がわかるようになる「唯一」の方法

留学の目的がわからない 社会人留学

社会人や学生が「留学に行こう!」と思ったとき、親や上司を説得しなくちゃいけないことってありますよね。

そんなときに絶対聞かれるのが「留学の目的」。でもぶっちゃけ「わからない!」って人もいるのでは?

そこで今回は留学の目的に関する以下の情報をまとめます。

とにかく留学の目的を明確化したくてたまらない人はぜひ読んでください。

社会人留学をするために必要なものは、こちらの記事を参考にしてください!

この記事を書いた人

世界を夫婦で旅する30代ノマドライター。留学エージェントや(株)KADOKAWAが運営するメディア「ウォーカープラス」での記事執筆経験あり。
過去には教育機関の留学部門に在籍。4年間、日本人の留学サポートを行っていたため、「留学に行きたい人の困りごと」および「留学先(北米、アジア、欧州)」について豊富な知見をもつ。

本ブログでは社会人留学や30代からでもできるデジタルノマド生活に関する情報を発信。年齢にとらわれず挑戦する人を全力で後押しするのが趣味。

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  1. なぜ留学の目的が「わからない」のか?その理由7選
    1. 時間をとってしっかり考えたことがない
    2. 言葉にしたことがないからうまく表現できない
    3. わかってるけど公言しにくい内容
    4. 完璧主義だから
    5. リサーチ不足だから
    6. 目的はあるけど猛反対にあって決意が揺らいでいるから
    7. 本当は行きたくないから(自分で決めてないから)
  2. 留学目的がわからない人がわかるようになる唯一の方法
    1. 結論:「言語化」するしかない
    2. 言語化の手順
      1. 1. 考える(たっぷり)
      2. 2. 紙に書き出す
      3. 3. 情報を整理する
      4. 4. 調査する
      5. 5. 綺麗な言葉にまとめる
      6. 6. 話す練習をする
  3. それでも留学目的を「探したい」人へ
    1. まずは何も見ず聞かず自分の頭で考えること
    2. そこから必要に応じて他人の目的を知る
  4. よくある社会人の留学目的一覧
    1. キャリアアップのためのスキルをえる
    2. 語学力の向上
    3. 異文化理解を深める
    4. グローバルに繋がりを作る
    5. 自己成長と自己啓発
    6. 専門分野の研究、学習
    7. 人生経験
    8. 人生を後悔せず楽しむ
    9. 海外移住の準備
  5. 留学目的を明確にして親や上司を説得する5ステップ
    1. 1. 目標と計画を明確に伝える
    2. 2. 留学のメリットを強調する
    3. 3. 心配に対処する
      1. 親向け
      2. 会社・上司向け
    4. 4. 実例を挙げる
    5. 5. 感謝の気持ちを伝える
  6. 留学奨学金の応募時に面接官を納得させる8ステップ
    1. 1. 目的を明確にする
    2. 2. 調査と準備
    3. 3. キーメッセージを決める
    4. 4. ストーリーテリングを活用する
    5. 5. 説得力のあるデータや実績を使う
    6. 6. 結びのメッセージを強く
    7. 7. リハーサルとフィードバック
    8. 8. 自信を持って伝える
  7. まずは本音と向き合ってください

なぜ留学の目的が「わからない」のか?その理由7選

そもそもなぜ留学の目的がわからないなんて自体におちいるのでしょう?自分のことなのに変ですよね??

ここで「自分でもなんで目的がわからないかわからない」という迷える子羊に向けて、留学の目的がわからない主な理由7つをまとめます。

時間をとってしっかり考えたことがない

留学の目的がわからない一因は、時間をとってしっかり考えてないからです。

自分のやりたいことがハッキリしてない、「他人の意見に合わせて生きてきている人」に多い傾向です。

まずは落ち着いて時間を作り、考えてみることから始めましょう。

自分の本音は必ず心の中にあります。

言葉にしたことがないからうまく表現できない

留学の目的がわからない次の理由は、表現力の問題です。

なんとなく頭には目的らしきものが浮かんでいるけれど、うまく言えない。

これは言語化の練習が足りていないだけです。下手でも言葉にすることで、だんだん言いたいことがまとまってくるから大丈夫ですよ(言語化のコツは後で詳しく解説します)。

わかってるけど公言しにくい内容

留学の目的がわからないと言っている人は「本当はわかってるけど公言しにくい理由」を抱えてませんか?

たとえば以下のようなものです。

  • 外国人のパートナーを作りたい
  • 同性愛者に寛容な国に移住したい
  • 出稼ぎに行きたい
  • 英語を話せるようになってバカにしてきたあいつを見返したい

周りの反応が気になって本音が言えないんですよね。

でも大丈夫。ぶっちゃけ目的なんて何でもいいんです。むしろ表には出せないようなリアルな欲望・野望こそが、辛い留学生活のモチベーションになるんですよ。他人に言う必要はないので、胸に秘めとけばいいんじゃないですかね。

どうしても対外的な理由がほしいっていう場合は、他人に聞かれたとき用の嘘の目的でも用意しておきましょう(よくある留学目的一覧はこちら)。おすすめはしませんが。

完璧主義だから

留学の目的がわからないと言う人の中には、完璧主義な人もいます。

「そんなものは目的にはふさわしくない」

「誰にも論破されないような目的じゃないと意味がない」

……そんなことはないですからね。たとえば「カナダの大自然に癒されたいから」も立派な留学目的です。

他人の評価を気にしたり、他人の目的と比較したりせずに、まずは「自分の本音」と向き合ってはいかがでしょうか。

リサーチ不足だから

留学の目的がわからないのは、リサーチ不足の可能性もあります。

理想の留学ができる国、留学先の国の文化や生活様式、学校・プログラムの種類がわからないから、やりたいこともぼんやりしてしまうのです。

そんな人はまず、留学先のリサーチを徹底的にすることで、目的が見えてくることもあるでしょう。

社会人留学の種類はこちらを参照してください👇

目的はあるけど猛反対にあって決意が揺らいでいるから

自分なりの留学目的はあったけど、親や会社から猛反対にあい、「こんな目的で留学してはダメだ(説得できない)」と感じている人もいるかもしれません。

正直私なら無視して自分の目的を貫きます。でも説得が必要なら、相手の反対理由を理解し、それを打ち消せるような目的を用意する必要があるでしょう。

本当は行きたくないから(自分で決めてないから)

「本当は留学に行きたくないから目的が定まらない」というパターンもあるかもしれません。

これは、親や学校の先生などに言われて、自分で納得していないのに留学するパターンです。

自分で決めていなければ目的がぼんやりするのは当然ですよね。でも、そんな心理状態で留学に行って後悔しませんか?

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留学目的がわからない人がわかるようになる唯一の方法

留学目的をわかるようになる唯一の方法について話します。

結論:「言語化」するしかない

留学目的をわかるようになるには、「言語化」するにつきます。なぜなら目的(留学したいと思った動機)は自分の中にあるからです。

筆者
筆者

どこを検索しても他人の声しか見つかりませんよ。

前項で「留学の目的がわからない理由」を7つ挙げましたが、どの問題を解決するにしても、自分の気持ちをしっかりと言語化して整理していくことが重要です。

言語化の手順

あなたはこう思うことでしょう。

言語化って簡単にいうけどさ、どうやるの?

言語化のプロ(?)であるライターの私がおすすめする手順はこちらです。

言語化の手順
  • STEP1
    考える
    たっぷり
  • STEP2
    紙に書き出す
  • STEP3
    情報を整理する
  • STEP4
    調査する
  • STEP5
    綺麗な言葉にまとめる
  • STEP6
    話す練習をする

1. 考える(たっぷり)

まず何も見ずに留学の目的を考えてみましょう。自分に向き合うのが苦手な人は、ここにたっぷり時間をかけてください。

以下のような質問を自分にしてみると答えが出やすいです。

  • 留学に興味を持った最初のきっかけはなに?
  • なぜ留学にポジティブなイメージを持ったの?
  • その国やプログラムのどんな点に惹かれたの?それはなぜ?
  • なぜ今行こうと思ったの?
  • 日本じゃなくてその国で勉強・体験したい理由はなに?
  • 留学が終わったらどんな自分になっていたい?

2. 紙に書き出す

1.と同時進行で、考えたことを紙に書き出します。

ポイントはツッコミを入れないで、休みなく思ったことを全部書き留めること!

たとえば「日本ではモテないけど海外ならモテそうだから婚活のために行きたい」と思ったなら、素直にそう書くことです。

この段階で、他人の反論に怯え余計な編集を加えると、本音を見落としてしまいます。誰にも見せないブレインストーミング用として、ぶっちゃけたことをまとめましょう。

紙じゃなくてスマホメモとかでもいいです。

3. 情報を整理する

本音が溜まってきたら、その情報を整理します。整理の仕方は自分がわかるようにすればOK。

4. 調査する

情報が見やすく整理できたら、必要に応じて調査をします。

たとえば「プログラミングが学びたいからカナダに行きたい」と考えたとします。その時以下のような疑問も沸いてくるかもしれません。

  • なんで私はカナダがいいと思ったんだろう?日本じゃダメな理由は?
  • カナダのどの都市や教育機関で学ぶのがいいのだろう?
  • カナダ以外の国で学ぶことはできないのかな?

こういった疑問を集めて、ネットなどで追加情報を集めます。調査をするのは自分の留学の質を上げるためでもあり、誰かを説得する際にも使えるためです。

5. 綺麗な言葉にまとめる

改めて目的は何なのかを考え、綺麗な言葉にまとめていきます。ポイントは以下です。

  • 中学生が聞いてもわかる文章にする
  • 難しい専門用語を使わない(あとで他人にも説明するから)
  • 嘘は書かない

6. 話す練習をする

誰かを説得したり、留学前に面接を受ける必要がある場合は、5.を元に話す練習をしましょう。

文章にしただけでは話は上手くならないからです。原稿を用意して何度も声に出して説明してみましょう。

友達に聞き役を頼んで、練習するのも効果的です。

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それでも留学目的を「探したい」人へ

自分で目的を考えろって言われても無理。てっとり早く答えがほしいというあなたへの解決策も提示しておきます。

まずは何も見ず聞かず自分の頭で考えること

繰り返しになるけれど、ネット検索したり人に聞く前に、せめて1時間だけ考える努力をしてください。

そうしないと、人の意見に左右されて一生自分の本音がわからないままに終わります。

無思考で生きるのは、端的に言って不幸で楽しくないのでやめましょう。脳みそも酷使されないので老化が早まります。

そこから必要に応じて他人の目的を知る

一生懸命考えて、留学の目的っぽいもの(仮)ができたらOK。

次にようやく、「他の人はどんな目的を持ってるのかな〜?」と検索してみましょう。

まず自分で考える。それから人に聞く。この順番を間違ったらダメです!

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よくある社会人の留学目的一覧

ここはあまり見ないでほしいですが、参考までによくある留学目的の一覧も載せておきます。

私の読者さんに多い「社会人留学の目的」にしぼっています。

あの、すべて飛ばして先にここを見ないでくださいね(笑)これらを暗記したところで、本音を語らないと他人の心には響かないから、親の説得用に使おうとしてもあまり意味がありません。

筆者
筆者

考える「きっかけ」として使うのがおすすめ!!

キャリアアップのためのスキルをえる

社会人留学目的の定番といえば「キャリアアップ」です。

英語習得はもちろん、カスタマーサービスや国際貿易、IT系のスキルなどを得たいという人は私の周りにも多いですね。

語学力の向上

次に多いのが「語学力の向上」です。特に日本人が弱い「スピーキング力」を上げるために留学したいという人は多いでしょう。

もちろんオンライン英会話でも習得できますが、現地で逃げられない状況にいたほうがやる気が出そうですよね。

ストイックじゃない人は、海外に来ちゃった方が楽です。現地で友達もできれば、日本にいるより英語を使う機会は増えますし。

異文化理解を深める

次の社会人留学の目的は「異文化理解を深める」ことです。

日本に住んでいると、周りはほぼ日本人。あまり外国人と関わる機会がありません。

海外に出ることで、日本とは異なる国の文化を肌で感じたいというのも立派な目的の一つでしょう。

グローバルに繋がりを作る

留学をとおして「グローバルに繋がりを作りたい」人もいるでしょう。

繋がりには、友情、恋愛などだけでなく、ビジネスや学問の場でのつながりも含まれます。

自己成長と自己啓発

留学を「自己成長・自己啓発の機会にしたい」という人も多いです。

留学では外国語を使い、慣れない環境に身を置くため、自分にたくさん負荷をかけることができます。

自分を変えたい、人生を変えたい!という人は一度は留学を考えるのではないでしょうか。

専門分野の研究、学習

大学院や研究施設などで「専門分野の研究や学習をしたい」というのも、目的のひとつです。

日本よりも海外のほうが研究が進んでいる分野、最新の知見が得られる分野を専攻している人は、留学に行くとたくさんの学びが得られるでしょう。

人生経験

シンプルに「人生経験を積みたい」という目的で留学する人もいます。

私もこれは目的のひとつでした。変わったことをしたい、刺激のある人生を送りたいと思っている人は、留学してみることをおすすめします!

人生を後悔せず楽しむ

「人生を楽しみたい」というのも立派な目的のひとつです。特に日本人は、社会人になると働きづめで仕事以外に全く余裕がない日々を送る人も多いです。

そのまま人生を終えるのは嫌だ!と強く思うなら、思い切って仕事をやめて海外に飛び出しましょう。

海外移住の準備

真剣に海外移住を考えていて、その準備として留学をする人もいます。

学生ビザや就労ビザをとって数年〜数十年間住み、永住権を目指すのが王道ルートです。

<目次へ>

留学目的を明確にして親や上司を説得する5ステップ

留学目的に悩んでいる人の多くは、「親や上司を説得する」ミッションを抱えているのではないでしょうか?

人を説得するためには、留学が自分にとってどれだけ重要で、将来にどれだけ役立つかを具体的に説明することが大切です。以下に、説得の5ポイントをまとめました。

1. 目標と計画を明確に伝える

まず、留学の具体的な目的や目標を明確に示しましょう。

例えば、「〇〇のスキルを磨き、キャリアアップを目指したい」や「国際的な資格を取得して将来的にグローバルな企業で働きたい」といったように、自分が何を達成したいのかを具体的に説明しましょう。

また、留学後のキャリアプランや生活計画を示せば、より本気度が伝わります。

2. 留学のメリットを強調する

留学によって得られるメリットを強調しましょう。以下のようなポイントを説明するといいでしょう。

  • キャリアアップ: 専門知識や語学力を身につけることで、就職や昇進の機会が増える。
  • 異文化理解: グローバルな視点を持つことで、将来のビジネスチャンスが広がる。
  • 自己成長: 新しい環境での経験が自己成長につながり、柔軟な思考や適応力が養われる。

休職して留学し、会社に復帰する場合にも、上記のようなメリットを伝えることで会社のさらなる戦力になれることをアピールしましょう。

3. 心配に対処する

親や上司が心配しそうなことについても先に考え、対応策を説明しておきましょう。

親向け

  • 安全性: 留学先の治安や安全対策を説明し、安心させる。「日本人がたくさん住んでいる」のも安心のポイント。※バンクーバーに留学したいなら、治安はこちらの記事でチェックできます。
  • 費用: 留学費用の見積もりとその資金計画(奨学金やバイト、貯金の活用など)を具体的に示す。
  • サポート体制: 現地でのサポート(留学生オフィスや現地の知人、オンラインでの定期的な連絡など)をどう確保するか説明する。

お金が少ないから留学することを反対されそう…という人はこちらの記事も参考にしてください👇

会社・上司向け

  • 引き継ぎ: どのような業務を抱えていて、いつ引き継ぎを終えられる見込みかを具体的に伝える。ファイルや資料にまとめるのも◎。

4. 実例を挙げる

過去に留学を経験し、成功した人の実例を挙げると説得力が増します。「〇〇さんが留学したことで、今では△△の企業で活躍している」といった具体例を示すと、親も納得しやすくなります。

ネットやSNSで「社会人留学 体験談」などと検索すると、さまざまな社会人留学の経験者の情報が得られますよ。

私もその一人でオーストラリアとカナダで社会人留学しています。成功してないですが、得た経験はたくさんあるので参考にしてくださいw

5. 感謝の気持ちを伝える

最後に、親・上司がサポート・理解してくれることに対する感謝の気持ちを伝えましょう。

留学は大きな挑戦ですが、支えがあってこそ実現できることを理解していることを伝えることで、信頼関係が強まります。

これらのポイントを踏まえて、説得したい相手と対話を重ねることで、理解と協力を得られる可能性が高まるでしょう。

<目次へ>

留学奨学金の応募時に面接官を納得させる8ステップ

社会人留学用語学留学用の、奨学金に応募できる可能性があります。

留学の奨学金面接で面接官を納得させ、奨学金を得るためには、以下の8ステップで準備をするといいでしょう。

1. 目的を明確にする

まず、スピーチの目的を明確にしましょう。面接官に「自分がその奨学金にふさわしい理由」を理解してもらうことがゴールです。

2. 調査と準備

奨学金団体や自分のことについて、調べたり自己分析を行います。

  • 奨学金の目的と価値を理解する: その奨学金が何を目的としているのか調べ、企業や財団がどのような人物を求めているのかを理解しましょう。
  • 自己分析: 自分の強み、これまでの実績、将来の目標を整理し、その奨学金がどう役立つのかを考えます。

3. キーメッセージを決める

スピーチの中で強調したいポイントを3つほどに絞ります。以下の要素を取り入れると効果的です。

  • 適合性: なぜあなたがその奨学金にふさわしいのかを具体的に述べます。
  • 貢献: 奨学金を受け取ることで、どのように社会やコミュニティに貢献できるのかを示します。
  • 将来のビジョン: 奨学金を利用して、将来何を達成したいのかを明確にします。

4. ストーリーテリングを活用する

面接官の印象に残るために、ストーリー形式で伝えると効果的です。

  1. 背景: あなたが奨学金を志望する理由や、それまでの経験を簡潔に説明します。
  2. 挑戦と成果: これまでに直面した困難や、それをどのように克服したかを語ります。これにより、あなたの適応力や粘り強さを示すことができます。
  3. 未来の展望: 奨学金を得ることで、どのように目標達成につなげるのかを描写します。

5. 説得力のあるデータや実績を使う

数字や具体的な成果を挙げて、説得力を高めます。たとえば、「○○のプロジェクトでリーダーを務め、チームの生産性を20%向上させました」といった実績を伝えると◎。

6. 結びのメッセージを強く

スピーチの最後には、強力な結びのメッセージを用意します。面接官に「この人に奨学金を与えることがどれだけ有意義か」を感じさせる一言で締めくくりましょう。たとえば、「この奨学金をいただくことで、将来は〇〇業界でリーダーシップを発揮し、多くの人々に貢献したいと考えています」といった未来のビジョンを示すといいです。

7. リハーサルとフィードバック

スピーチの内容がまとまったら、何度も練習しておきましょう。友人や家族に聞いてもらい、フィードバックをもらうことで、より完成度を高めることができます。

8. 自信を持って伝える

最後に、自分の言葉に自信を持って面接に臨みましょう。誠実さと情熱を持って話すことで、面接官に強い印象を与えることができます。

<目次へ>

まずは本音と向き合ってください

今回は「留学の目的がわからない人」が、目的を自覚できるようになる方法や、親・上司を説得する方法などを解説しました。

留学の目的を自覚するには、言葉にしてみるしかありません。重要なのは、偏見や批判を恐れずに「自分がなぜ留学に行きたいと思ったか」本音と向き合うこと。

その本音こそが留学のモチベーションになるからです。

そして留学目的が定まったら、あとは留学計画を立てていけばいいだけ。一度きりの人生、後悔しないようにしっかりと時間をとって自分と向き合ってみてくださいね。

<目次へ>

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