本ページはプロモーションが含まれています。
このブログは、基本的には社会人以上を対象とした留学、キャリア情報ブログですが、今回は番外編として大学生・大学院生向けの記事を書きます。
理由は、私が「学生時代に留学すれば良かったな」と後悔しているため。
社会人になる前に留学を経験することで、皆さんの将来の選択肢が少しでも広がれば良いなと思います。
この記事を書く目的
主に大学生・大学院生の方に向けて、交換留学制度について紹介することです。
筆者自身は社会人になってからこの制度の良さを知り、「学生時代に知っていれば多少無理してでも絶対利用したのに……」と後悔しました。
よって、布教の意味でいつか絶対記事化しようと思っていました。笑
結論:大学生よ、交換留学に行け
先に結論を言います。
あなたがもしも漠然と、「大学生の間に留学してみたいな〜」と思っているのならば、交換留学に行きましょう。
留学に興味がある人の大多数は、現状の英語力(またはその他の外国語能力)に自信がなく、

どうせなら留学してしっかり勉強したい!
と思っていることでしょう。
後ほど詳しく説明しますが、交換留学では、英語力(またはその他の外国語能力)を鍛えることのみならず、所属大学で専攻している分野の学習も行えます。
また、留学先大学の授業料は基本的に無料!
よって、時間もお金も限られた留学期間の中でより多くのことを学べ、コスパが良いのです。
また、コスパ以外にも多数メリットがあります。
具体的には、これから交換留学制度の概要と併せてお伝えしていきますね。
なお、筆者は過去に4年、交換留学の申請補助や海外大学と連携した業務を行っており、本記事はその経験に基づいて作成しています。
この記事をおすすめする人
大学生・院生のうち以下に当てはまる人:
- 「語学留学」を検討している
- 留年したくないけど留学したい
- 語学と専門分野の勉強を両方頑張りたい
この記事を読むとわかること
- 交換留学制度の概要
- 交換留学でできること
- 語学留学や正規留学との違い
- 交換留学のメリット、デメリット
- 留学前のおすすめ英語学習方法
交換留学制度の概要
交換留学制度の概要は次のとおりです。
定義 | 日本の大学に籍を置いたまま、所属大学と協定を結ぶ海外の大学に留学できる制度 |
留学の主目的 | 所属大学で専攻している分野の学問を、留学先の大学で学び、単位を修得する |
留学期間 | 1年間または1学期間 |
留学時期 | ・留学先の受け入れ期間により異なる(メジャーなのは秋入学) ・留学先の学期に合わせる必要があるため、場合によっては所属大学の学期途中に渡航し、入学に備えることも |
費用負担 | ・留学先への学費の支払いは不要である場合がほとんど(所属大学への学費は通常通り納める必要がある) ・留学先での生活費、交通費等は自己負担 |
履修/単位 | ・留学先で定められた範囲内で科目履修する必要がある(一般的に1学期間に3−4科目履修する学生が多い) ・修得した単位は、単位互換をすることで、所属大学の修得単位に含めることが可能な場合もある |
交換留学でできること

メインは留学先大学での授業履修、研究活動となります。
その他、スケジュールをやりくりして、ボランティア、インターンシップなどを行う学生もいます。
なお、「奨学金をもらう場合の受給対象期間=留学先大学で授業を受けている期間」が原則となりますが、ボランティアやインターンシップ期間も支給対象となる奨学金もあります(代表的なのは「トビタテ!留学JAPAN)
【参考:文科省Webサイト】
※2022年以降もこの奨学金制度が継続するか否かは現在検討中とのことです

語学留学や正規留学との違い
交換留学と、語学留学や正規留学との違いを説明します。

語学留学との違い
目的が大きく異なります。
交換留学は前述の通り、自身の専攻分野を英語(または現地語)で学び、単位修得することが目的。
そして、語学留学は英語など外国語の上達を目的とする留学。
そのため、留学開始時点で求められる基礎的な語学力は交換留学の方が高いです。
正規留学との違い
正規留学との大きな違いは、「所属先」「留学期間」「費用」です。
所属先
まず所属先は、交換留学の場合日本の大学です。
一方で、正規留学の場合は、留学先である海外の大学。
留学期間
交換留学の留学期間は、先ほどお伝えした通り最長で1年間ですが
正規留学は、留学先の国内学生と同じ立場となるため、学部生の場合3〜4年間勉強します。
費用
交換留学では日本の所属大学に学費さえ払っていれば、留学先に学費を支払う必要はありません。
(例外として学費を収める大学もありますが少数です)
正規留学では、名前の通り海外大学に正規学生として在籍するため、
全留学期間の学費を負担しなければなりません。
留学先国の永住権を持っていない場合は外国人扱いなので、一般的には国内学生よりも高く設定された学費を支払うこととなります。
交換留学のメリットとデメリット
交換留学のメリットとデメリットをチェックしましょう!

メリット
世界ランキング上位の大学に留学できるチャンス
所属大学がどの海外大学と協定を結んでいるかにもよりますが、場合によっては正規留学では入学のハードルが高い有名大学に
比較的楽に留学できます。
国内外から集う優秀な学生と、レベルの高い授業を受けることができる機会は、
何にも変え難い貴重な体験と言えるでしょう。
うまく履修計画をたてれば留年しなくて済む
「交換留学制度の概要」で述べた通り、留学先で修得した単位が所属大学の単位に互換可能な場合があります。
そのため、留学前に所属大学の学部事務局や教員と相談しながら履修計画を立てることで、
留学をしつつも留年せず卒業することが可能です。
語学力だけでなく、専門分野の学びも深められる
例えば経済学部生であれば、経済学の授業を英語や現地語で履修できます。
母国語で受講しない分ハードルは上がるのですが、語学力も専門知識も同時に得られる機会はそうそうないため
大きなメリットと言えます。
また、日本の授業形態や学生の受講態度が異なることも多く、比較することで新たな気づきを得られるかもしれません。
現地学生や研究者とのコネクションができる
将来的に海外就職を目指す人にとっては大きなメリットです。
また、最初は海外就職を視野に入れていなかった場合でも、日本で社会人経験を積む中で「やはり海外に行きたい」と思うこともあります。
そういった際には現地で繋がった人たちが、あなたを助けてくれることでしょう。
手続きに関して所属/留学先大学のサポートを得られる

交換留学は日本・海外の大学が協働で主催するプログラム。
そのため、留学申請から渡航前のオリエンテーション、留学後の寮の確保等、個人の留学や正規の留学にはない手厚いサポートがあります。(多くの場合、無料です!)
初留学であっても、安心して参加することができるのが特徴です。
現地大学の授業料は原則無料
すでに述べている通りです。正規留学であれば何百万という授業料を支払う必要がありますが、
交換留学であれば現地滞在費用と航空券代さえ用意できれば参加できてしまうのが魅力です。

生活費や航空券代を支払うのだって大変なんだよ・・・
という学生さんも多いと思いますが、次に述べる奨学金制度が充実しているため
うまく活用すればさらに費用を抑えることが可能です。
奨学金獲得のチャンスあり

比較的受給のハードルが低い日本学生支援機構の奨学金をはじめ、交換留学生には様々な奨学金制度が用意されています。
例えば、日本学生支援機構であれば、行き先にもよりますが月6万円〜10万円の奨学金が貰えます。
しかも給付型奨学金なので返済不要!
社会人になってから留学した身としては、大変羨ましい限りです。というのも、社会人留学者、特に30代以上に向けた奨学金は圧倒的に少ないので。
ということで、チャンスの多い若いうちに留学に挑戦するメリットの上位には、間違いなくこの奨学金が上げられるでしょう。
奨学金については、所属大学で情報収集ができるほか、自治体主催の奨学金、民間企業や団体が主催する奨学金等もあります。
海外留学奨学金検索サイトもぜひ活用してみてください。
就活でアピールできる
交換留学はオリジナリティのある経験として、面接官の目に留まること間違いなし。

え、今時留学している人なんてたくさんいるし、アピールにならないのでは・・・?
と思う人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
おそらく上記の「留学している人」は多くの場合「語学留学者」を指していることでしょう。
それならば、確かに一理あります。
語学留学は夏休みなどの長期休暇を利用し、お金を支払いさえすれば誰でも参加できるからです。
もちろん語学留学自体も貴重な経験ですが、留学者数の観点からいうと、アピール方法を工夫しなければその他大勢に埋もれてしまいます。
一方で、交換留学は誰でも参加できるわけではありません。
まず定員があります。協定校との定めにより、年間で3名だけ留学できるなど枠が決まっているのです。
そのため定員を超える留学希望者がいれば、学内選考となり、成績優秀者や留学への目的意識がはっきりとした人が優先されます。
また、定員からもわかる通り、留学者数自体も語学留学者と比べ圧倒的に少ないです。
加えて、TOEFLやIELTSなどTOEICや英検以外の英語スコアを獲得している必要もあります。
(稀にTOEICスコアで留学できるところもありますが、ごくわずかです)
さらに言うと、留学中も成績を維持するために、相当苦労することでしょう。
これらのことから、誰でも気軽に参加できるものではないということがお分かりいただけたかと思います。
就活において留学の権利を獲得するまでの努力の過程や、どのように現地の授業についていったかなどを説明するだけで、その体験は必然的にオリジナリティのあるものとなります。
そういった苦労を乗り越えた人に興味を持つ人事担当者は多いです。
デメリット
交換留学には、どのようなデメリットがあるのでしょう?

単位を十分に修得/互換できなければ留年の可能性あり
メリットでは「留年せず卒業することも可能」と書きましたが、留年することもあります。
例えば、日本の大学で指定された時期に必修の科目があることを見逃して単位を落としたり、留学先で修得した単位が互換できなかった場合、この問題が起こる可能性があります。
ですがこれは避けられます!
留学を検討し始めたらできるだけ早い段階で、所属学部の留学担当事務、教員に相談することです。
また、希望の留学先で受講できる科目を調べ、それが所属大学において単位互換の対象になり得るか問い合わせておくもの効果的。
受講できる科目のリストは、留学先の大学Webサイトに載っていることもありますし、メールで頼めば送ってくれたりします。
【↓メールでの問い合わせ方法は以下にまとめています】
語学力が足りない場合、不完全燃焼の留学となる恐れも
交換留学者が陥る問題の一つが「語学の壁」。
前提として、先ほど述べた通り留学の権利を得るためにTOEFLなどの語学スコアが必要なので
ある程度の語学力がある方が留学します。
必要なスコアは大学により異なりますが、どこも「最低限必要なレベル」としてスコアを提示していることが多いです。
それを理解せずにその必要スコアちょうどくらいで留学してしまうと、そもそも授業で何を言っているのか理解できない状況に陥ることも。
そして、例えば1学期間だけの留学の場合、授業を理解できるレベルの語学力になるまでに数ヶ月要してしまい、ようやく理解できたかな?と思い始めた頃に帰国となるケースもあります。
とても勿体無いですよね。
よって留学を成功させたい場合は、留学前の英語学習が重要になります。
日本の大学の指示に従う必要がある
交換留学生は、所属大学の代表として選出されます。
といっても、通常であればあまりそれを意識することはありません。
せいぜい留学前後の研修に参加が義務付けられたり、留学後のレポートがあるくらいでしょうか。
大学の制度で留学する以上、大学の指示を無視することはできないので、人によっては鬱陶しいと感じるかもしれません。
また、コロナ禍などの非常事態下においては、大学の指示で留学の中止や強制帰国をしなければいけないことも。
これがもしも個人での留学であれば、自己責任で自由に行動ができるので
大学の保護下にあることはデメリットとも言えるかもしれません。
応募者が多い場合、所属大学で事前審査がある場合も
メリットでも述べた通り、定員があるので、希望すれば誰でも行けるわけではありません。
特に名門大学や北米の大学は人気が高く、少ない枠を争うこともあるでしょう。
所属大学の事前審査で合格するためには
「早期から語学学習を始める」「留学の目的を明確化する」「所属大学で好成績を維持する」ことがポイントになります。
行先に制限がある(留学先は協定校の中から選ぶ)
好きな大学に行けるわけではありません。例えば、ハーバード大学に行きたいと思っても、所属大学が協定を結んでいなければ留学できません。
所属大学がどの大学と協定を結んでいるのか調べてみましょう。
留学前のおすすめ英語学習方法

所属大学の英語学習サービスを利用する
課外のプログラムとして英会話講座やTOEFL対策講座などを実施していることがあります。
所属大学のサービスを調べてみましょう。
英語サークルに所属する
無料で英語学習ができる有効な方法の一つです。
同じような興味関心を持つ同級生や、留学経験者の先輩にも出会えるというメリットもあります。
日本の所属大学で留学生のチューターを務める
チューター制度を取り入れている大学もあります。
チューター制度とは、日本人学生が、日本に留学している外国人学生の学習や生活のサポートをする制度です。
日本に居ながらにして、異文化交流ができ、良き友人ができるチャンスでもあります。
語学学習や海外に興味がある人、大学時代に何か打ち込めるものが欲しいと思う人におすすめの制度です。
オンライン英会話を利用する
近年主流となっている方法です。私が利用していたのはネイティブキャンプ
、【Cambly(キャンブリー)】
です。
どちらも空き時間を利用し、受講したい時にすぐレッスンを開始できるのがメリットです。
TOEFL、IELTS対策ができるスクールに通う
海外大学の授業について行くには、会話力はもちろんですが、膨大な教科書を読み込むリーディングや、アカデミックライティングの力が欠かせません。
だからこそ、入学条件にそれらのスコアが定められているのです。
ただし、初めて受験して理想のスコアを獲得できる人はそう多くありません。
授業やサークル、アルバイトで忙しく、なかなか独学するのが難しいという方は効率的な学習方法に関する長年のノウハウがあるTOEFL、IELTS対策を専門としたスクールに通うのも有効です。
特にライティングは、独学が難しく、プロに添削して貰うことで正しい知識が効果的に身に付きます。
ライティングだけでも指導を受けてみるのがお勧めです。
例えば、TOEFL対策【バークレーハウス】 では、TOEFLやIELTSのライティング添削サービスが受けられます。
スピーキングやリスニングも含めた総合対策講座には手が出ないという場合でも、ライティングに特化し必要な回数分だけ添削をしてもらうこともできるようです。
他にも、以下の英会話教室で、TOEFLやIELTSに特化したレッスンを提供しています。
スクール名 | 説明 |
---|---|
シェーン英会話 | 関東圏に多数ある通学型の英会話教室。国際的な指導資格を有するネイティブ講師が指導 |
Universal Speaking | IELTS対策に特化したオンライン英会話 |
トフルゼミナール | 受講形態が「通学のみ」「通学+オンライン併用」「オンラインのみ」から選択可能 |
まとめ
今回は、交換留学制度についてご紹介しました。少しでも興味を持ってもらえたのであれば幸いです。
今思えば、留学経験なく就職活動をしていた大学時代の私は相当視野が狭かったです。
就職したのちの数年の私も、就職先や上司から「社会とは理不尽に耐えるもの」と刷り込まれ、疑問を持つこともなく、その他の選択肢があるとも思わず、幸福度の低い毎日を送っていました。
きっと同じようにストレスフルな毎日を送っている社会人の方も多いと思います。
「留学を経験すればストレスフルな社会人生活を送らなくて済む」「海外が自分を変えてくれる」と言いたいわけではありません。
しかし、留学先で多様な価値観を知り、外国人として異文化に適応しようと奮闘することは、その後のキャリア形成に間違いなくポジティブな影響をもたらします。
実際、留学を終え、自分のキャリアを主体的に、より良いものに変えていった学生さんたちを多く見てきました。
だから、私は交換留学をすすめ続けます・・・!
おそらくこの記事にたどり着いた方は、語学学習や異文化に関心の高い方だと思います。
留学と聞いて少しでもワクワクするのであれば、ぜひ英語学習を始めたり、所属大学の交換留学プログラムについて調べてみてくださいね。
MEZ