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こんにちは。派遣・契約社員歴通算7年のMEZです。
今回は正社員を辞めて、非正規雇用で英語を使う仕事に就き、現在はフリーランスWebライターの私が、非正規雇用(派遣社員、契約社員)形態で働くことやその将来性について思うことをまとめます。
正社員じゃないと将来が不安。でもなかなか内定を貰えないよ〜。
派遣(or契約)社員で採用されたけど、この先やっていけるのかな・・・。
などという方はぜひ読んでみて下さい。
将来性シリーズ!「英文事務の将来性」については、以下の記事をご覧ください。
この記事を書いた人
世界を夫婦で旅する30代ノマドライター。留学エージェントや(株)KADOKAWAが運営するメディア「ウォーカープラス」での記事執筆経験あり。
過去には教育機関の留学部門に在籍。4年間、日本人の留学サポートを行っていたため、「留学に行きたい人の困りごと」および「留学先(北米、アジア、欧州)」について豊富な知見をもつ。
本ブログでは社会人留学や30代からでもできるデジタルノマド生活に関する情報を発信。年齢にとらわれず挑戦する人を全力で後押しするのが趣味。
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結論:その人次第。リスクはあるが活躍できる人はいる。
派遣・契約社員に未来があるのか否かは「その人次第」だと思います。
まず暗い話をすると、正社員に比べ、給与や待遇面が恵まれていないのは事実です。
特に派遣社員の場合、給料は時給制。
ゴールデンウィークなど休みが多い月は収入が目に見えて減ります。
働かないと収入も途絶えてしまうので、私が派遣社員だった頃も、病気はできないなといつも思っていました。
(若いうちは病気や怪我で働けなくなることってそこまで多くないので、実際に収入が途絶えたことはないのですが。)
それでもずっとこの雇用形態で歳を重ねていっても安心!未来は明るい!とまでは思えなかったです。
だから人にも「積極的に非正規雇用形態の仕事を探そう!働こう!」とは言いません。
しかし、派遣社員や契約社員には正社員にはないメリットがいくつかあります。
それらをうまく生かして活躍できる人にとっては、未来ある雇用形態と言えるでしょう。
派遣・契約社員のメリット
派遣・契約社員のメリットってなんだと思いますか?
私は以下のようなメリットがあると考えます!
- 転勤なし
- 難しい選考なしに大手企業に入れる
- 仕事を選べる
- 残業が少ない
- 責任が重くない
- 副業しやすい
一つずつ詳しくみていきたいと思います。
転勤なし
多くの場合、派遣社員や契約社員には転勤がありません。よって、自分の好きな場所で働くことができます。
転勤が多い仕事の場合、何度も引っ越しをしなくてはいけませんし、家族がいる場合は家族の仕事や学校にも影響を及ぼします。
そういった心配を一切しなくて良いのはメリットと言えるでしょう。
難しい選考なしに大手企業に入れる
これは自分の経験です。
私が以前勤務していた職場は、様々な雇用形態で募集をかけており、正社員の場合非常に倍率が高い所でした。実際同時期に知人が正社員として選考を受けたのですが、3次で落ちてしまった・・・と言っていました。
一方私は、書類を送ったら面接(1回)に呼ばれ即採用。筆記試験も段階を踏んだ面接もなくかなり楽でした。(応募条件としてTOEICスコアは必要でしたが確か750位あればOKでした)
正社員登用のチャンスがある所も多いので、気になる会社があればまずは派遣・契約社員で働いて正社員を目指すというのも十分ありだと個人的には思います。
仕事を選べる
正社員の場合、大抵のケースでは異動・昇進があります。
自分が希望していない部署に配属されたという話も珍しくありません。昇進したことにより、マネジメント的な仕事を中心にしなくてはいけなくなり、本来やりがいを感じていた仕事を離れざるを得なくなるといったケースもあるでしょう。
一方派遣や契約社員であれば、希望した仕事以外の業務を任されることは少ないです。
その仕事だけを集中してやりたい人には嬉しい環境と言えます。
実際私も翻訳の仕事ができると思って選んだ仕事で、ずっと翻訳に携われたので、とても充実感を持って働くことができました。
残業が少ない
正社員と比べ、業務量が少ないことが多いので、必然的に残業も少なめになります。
そうなればアフター5を自由に使うことができますよね。
私はその時間で通訳の講座を受けたり、プログラミングの勉強をしたりと新たなスキルを身につける時間に充てていました。(プログラミングはUdemyで勉強しました。頻繁にやっているセールの時期に講座を購入したので2,000円位で受けられました)
友人などと会う時間も取れるし、婚活もやろうと思えば1日で2人の違う人に会え、効率的に進められるでしょう。笑
責任が重くない
派遣社員や契約社員には昇進がありません。
よって基本的には自分の仕事さえすればよく、プレッシャー少なめで働くことができます。
余談ですが、正社員でもあえて昇進を断り続けている人も数名知っています。
人の上には立たず、第一線で働き続けたいと思う人は一定数いるのだなと感じました。
ただ、基本的には正社員であれば断りづらい人が多いと思うので、そもそも昇進の選択肢がない派遣社員などはある意味気楽に働けます。
副業しやすい
派遣会社の規定(契約社員の場合は社内規定)にもよりますが、副業をOKとしている会社もあります。先に挙げた通り残業も少ないため、規定さえOKであれば副業で収入の柱を増やすことができるのは魅力と言えるでしょう。
さまざまなスキルを身につけていけば、転職に有利な人材になることもできます。
実際、私の職場にも副業で翻訳や通訳、音楽講師の仕事をしていらっしゃる方などがいました。
\副業サイトとしてメジャーなのはクラウドワークス(登録無料)/
派遣・契約社員のデメリット
もちろん、デメリットもあります。
例えば以下のようなもの。
- 解雇のリスク
- 雇用される期間が決まっている
- 給料が安い、ボーナスがない、休めば無給の場合も
- 世間の評価は低く見下す人もいる
- 将来を考えるのが辛い、1ミリも努力したくない人には苦痛
解雇のリスク
これは常につきまとう問題です。
景気に左右され、最初に解雇される可能性があるのは派遣社員や契約社員。
独身者はもちろんですが、特に家族がいる人にとっては大きな不安要素になることでしょう。
雇用される期間が決まっている
解雇のリスクと同じく、働く時点で終了日がそう遠くない未来に設定されているのもデメリット。
契約終了後、働かない選択をしない限りは、契約を延長して貰うか、転職するかの2択となるでしょう。よってどちらを選択するとしても、次の働き先を見つけるために、常に向上心を持ってスキルアップする必要があります。
給料が安い、ボーナスがない、休めば無給の場合も
冒頭で述べた通り、給与や待遇は良くないことが多いです。
お金の心配をせず日常生活送りたい、趣味を楽しみたい、貯金をしっかりしたい人にとってはマイナスポイントになります。
世間の評価は低く見下す人もいる
派遣社員や契約社員を正社員の下だと思っていて、態度や言葉に出す人が一定数います。
同窓会や親戚の集まりなどに出席するのが億劫になるかもしれません。
実の親がそういった雇用形態を評価しないというパターンも多いです。
こちらの方が他人ではない分よりしんどいと思います。
実際、私の親も公務員で、公務員や正社員が一番良いという価値観を持っています。
ただし人生は親のものでも、他人のものでもなくあなただけのものなので、しっかりとした信念を持って正社員以外の形態で働いているのであれば問題ないと思います。
将来を考えるのが辛い、1ミリも努力したくない人には苦痛
何度も言っているように、派遣・契約社員は不安定です。
よって常に、必要とされるための努力が必要ですし、ある程度近い将来の計画を考え続けなければいけません。
努力したくない、先のことを考えるのは鬱・・・という人には苦しすぎる環境です。
「正社員じゃないと将来が不安」という考えについて
次に、「正社員じゃないと将来が不安」という考えについても、詳しく見ていきたいと思います。
私も学生の頃〜社会人(正社員)になってから数年はそう思っていました。
そもそもなぜ、正社員じゃないと将来が不安なのでしょう。
それは、裏を返せば「正社員ならば将来は安心」と考えているからだと思います。
確かに正社員ならば、金額の大小はあれど昇給・昇進があり、ボーナス・退職金も貰えることが多いでしょう。社会的信用も高く、ローンも組みやすいなどの利点があるので、家や車など大きな買い物をするのも安心です。
でもそれは「将来は安心」とイコールなのでしょうか?
一昔前はそうだったと思います。
しかし、2019年に国内自動車メーカー最大手・トヨタ自動車社長の発言が話題になったように、今は大手企業でも終身雇用を維持することが困難な時代に突入しました。
そうなれば非正規雇用者と同じように、あなたが会社に貢献していない人材と判断された場合はリストラ対象となる可能性も高まってくることでしょう。
退職金も定年まで勤めるからこそ、まとまった金額を得られる場合が多いですが、早期退職となってしまえば、想定していた金額よりもずっと低いお金しか貰えなかったというケースも。
よって現代においては、正社員になりさえすれば、定年まで安心とも言えなくなってきています。
正社員になれば全ての不安が解消されるというわけではなく、リストラされないよう、継続努力し自分の価値を高めることではじめて、正社員が持つメリットを享受できるのです。
\英語学習をしながらスキルアップを目指す人も多いですよね/
非正規雇用社員と正社員それぞれを経験し思うこと
ざっくりまとめると
- 正社員は未だ安定しているが、正社員であることのメリットは減ってきている
- どのような雇用形態であれ努力を続ける、向上心のある人が生き残る
という傾向が今後ますます高まってくるのかなと思います。
派遣・契約社員が低賃金でも楽しく心穏やかに暮らすコツ
さて、派遣社員・契約社員の最大の敵は低賃金であることだと思うのですが、私がどうやってその問題と付き合ってきたのかも書いておきます。
結局お金の心配があると心穏やかに暮らせないので、この点は重要ですよね。
ポイントは以下3つに集約されます。
- 楽しく節約
- 余暇は無料サービスで充実
- スキルアップ
1. 楽しく節約
節約するぞ!と意図的にやっていたものから、結果的に節約になっていたものまで色々とあります。
いずれにしてもやってて楽しいな〜、身になるな〜、簡単だな〜と思うことしかやっていません。
私はauからUQモバイルに変えたのですが、約5,000円の節約になりました。年間60,000円のコストカットは見逃せません。
ミニマリストになったのは節約のためではありません。
「ぼくたちに、もうモノは必要ない。」という本を読んでやってみたいなと思い、モノを減らし始めたところ、物欲が減り、結果的に節約になった感じです。
リンク
スッキリとした部屋では雑念が取り払われるので、モノを持たない暮らしは、勉強やテレワークなどに集中したい人にもおすすめです。(私はまた部屋が汚れてきたので今は集中できてません。笑)
2. 余暇は無料サービスで充実
1.のツイートにも含まれているのですが、今は無料で楽しめるエンタメがたくさんありますよね。YouTubeや動画配信サービス(無料キャンペーンがあるものも)を活用して十分楽しく過ごせます。
楽しいだけじゃなく、家事をしている間の作業BGMがわりにしたり、教育系チャンネルを見て教養を高めることなどもできるのが魅力です!
3. スキルアップ
これが最重要項目です。1、2はお金を使わない方法。
でもスキルアップは「自分に投資」し「自分の市場価値を高め」て結果的に「収入を上げる」方法です。
一番おすすめなのは、英語学習。絶対に今後必要なスキルになることは明らかです。
私が契約社員として勤めていた所も、大きい組織でありながら英語が話せる人材がまだまだ足りていませんでした。
私が少ない選考で簡単に採用されたのもTOEICスコアのおかげによるところが大きかったです。
「将来が漠然と不安で何から手をつけていいかわからない・・・」という方は、まず英語から始めてみてはいかがでしょうか?
例えば【Cambly(キャンブリー)】 はネイティブ講師から英語が学べます。
予約も不要なので思い立った時にレッスン可能です。
今回のまとめ
- 派遣・契約社員の未来は、その人自身に委ねられる
- 正社員・派遣社員・契約社員それぞれにメリットデメリットはある
- 雇用形態に関わらず、成長のない人はリスクが高い
変化の多い時代ではありますが、スキルアップしつつ、どんなことにも対応できる強い自分を作っていきましょう!