バンクーバー留学中の人は、バンクーバー周辺にどんな観光地があるか気になりませんか?
今回は、バンクーバーからフェリーで約20分で行ける、ボウエンアイランド(Bowen Island)をご紹介します。
「バンクーバー市内の観光には飽きてしまった」という人や、「バンクーバー周辺の島を観光してみたい」という人はぜひご覧ください。
自然の中でのんびりしたい人向けの観光地です。
バンクーバーのお隣、ビクトリアも人気の観光地です。
バンクーバーからはアメリカ・シアトルも近い!都会が好きな人はシアトル旅行がおすすめです。
バンクーバー周辺の観光地「ボウエンアイランド(Bowen Island)」とは
まず、バンクーバーからフェリーで行ける観光地、ボウエンアイランド(Bowen Island)がどのような島なのかを知りましょう!
ボウエンアイランドの場所
ボウエンアイランドはバンクーバーの北西にある小さな島。
ウエスト・バンクーバーにあるホースシュー・ベイ(Horseshoe bay)フェリーターミナルから約20分で気軽に行ける距離感が魅力です。
ボウエンアイランドの人口
ボウエンアイランドの人口は、2016年時点で3,680人です。
バスやフェリーに乗っているとき、乗客同士が知り合いというケースが結構あって、名前を呼び合っていたのが印象的でした。
日本の田舎のように、地元の人同士のつながりが強いって感じました!
ボウエンアイランドの気候
ボウエンアイランドの気候は、バンクーバーとほぼ変わりません。
夏は温暖で暑すぎない、カラッとした気候で、冬は雨や曇りの日が増えます。
しかし、大雪が降るようなことはあまりありません。
実際に2023年の年末から年明けに訪れた際も、最高気温は8度くらい、最低気温は2〜3度くらいでした。
冬も楽しかったけど、観光するなら夏がおすすめですね。
ボウエンアイランドの公共交通機関
ボウエン・アイランドには、公共交通機関としてバスが走っています。
これは、バンクーバーと同じTransLinkが運行しているもので、交通カードであるコンパスカードも使えますよ。
280、281、282の3種類のバスが走っています。
基本的には、フェリーの到着にあわせたバス発着スケジュールになっていますが、本数はあまり多くありません。
運行スケジュールを確認した上で、旅程を決めるといいですよ。
なお、電車は走っていないです。
ボウエンアイランドの宿泊施設
泊まりがけでボウエン・アイランド観光をしたい場合、オプションとしてはコテージやAirbnb(民泊)があります。
私は以下のAirbnbにしました!
元々別荘が多いエリアで、滞在先としても海沿いの美しい景色が見られることを売りにしている部屋が多いです!
この景色のためだけにボウエン・アイランドに行ってもいいくらい!
ボウエンアイランドで宿泊先を探すのに使えるリンクを貼っておきますね。
バンクーバー周辺の観光地「ボウエンアイランド(Bowen Island)」への行き方
ボウエンアイランドへ、バンクーバーから行く方法をご紹介します。
1.ダウンタウンからHorseshoe bay行きのバスに乗る
まずは、バンクーバーダウンタウンから、Horseshoe bayフェリーターミナル行きのバスに乗ります。
乗り場は、ウエスト・ジョージア×シーモアストリートの近くにあります。
老舗百貨店のHudson’s Bayがあるあたりですね。
上記のバス停は257番のバスが来ますが、その隣の250番のバスも使えます。
ただ、257番の方が早くフェリーに着ける(走行時間・約40分)ので、257番のバスをおすすめします。
250番だと1時間くらいかかります。
2.Horseshoe Bayからフェリーに乗る
バンクーバーのダウンタウンからバスに乗り、約40分でHorseshoe bayフェリーターミナルに着きます。
ターミナルの入り口でチケットを購入し、フェリーに乗りましょう!
運賃は、大人・往復で11.70ドルです(2024年1月現在)。
Horseshoe bay側で往復チケットを買ったら、ボウエンアイランド側で帰りのチケットを買う必要はありません。
バンクーバー〜ボウエンアイランド(Bowen Island)間:フェリーの様子
バンクーバーのHorseshoe bay〜ボウエンアイランド間のフェリーの様子を、写真でお届けします。
フェリーターミナル内
まずは、フェリーターミナル内の様子です。
船が来るまでは、この待合所で待つことになります。
掲示板にフェリーの発着時刻表が表示されるので、遅れる心配もなし。
また、お手洗い・給水所・スナックや飲み物が買える自動販売機などもあります。
自販機でものを買う場合、以下の方法で支払えます。
- 現金
- クレジットカード
- デビットカード
- Apple Pay
- Google Pay
など。
船内
次に、船内の様子をご紹介します!
船は、かなり大きめ。こちらはフェリー外観の写真。
座席数やスペースは広々。
バンクーバーのシーバスのサイズを2倍くらいにしたといえばわかりやすいでしょうか?
船内をウォーキングしている人もいたくらい(笑)
それから、自販機は船内にもあり、ATMまで並んでました。
軽食やコーヒーなどが買える、カフェもありましたよ。
バンクーバー周辺の観光地「ボウエンアイランド(Bowen Island)」のおすすめスポット
それでは、ボウエンアイランドの中でおすすめの観光スポットをご紹介します!
キラーニー湖(Killarney Lake)
まずご紹介するのは、キラーニー湖。
フェリーターミナルのスナグ・コーブ(Snug cove)から徒歩40分ほどで行ける大きな湖です。
ボウエン・アイランドを代表する湖の一つで、ハイキングやピクニックにピッタリの自然あふれる場所。
湖を一周するだけで約2時間かかります。
マウント・ガードナー(Mount Gardner)
次にご紹介するのは、マウントガートナー(Mount Gardner)。
ボウエン・アイランドで最も高い山です。
こちらには21キロ以上の中級者向けトレイルがあり、1年をとおしてハイキングが楽しめますよ。
Tell Your Friends Cafe
さて、次にご紹介するのはカフェです。
フェリーターミナルを降りて、すぐ右手に歩いていくとあるのが「Tell Your Friends Cafe」。
こぢんまりとした可愛らしい店内では、コーヒーや軽食、雑貨などを扱っています。
飲み物をオーダー。
ホットチョコレート(奥)とチャイラテ(手前)を頼みました!
海を眺めながら、ゆっくりお茶できてよかったです!
バス停が近いので、バスを待っている間にお茶するのもおすすめ!
The Snug Cafe
もう一つおすすめなカフェは、「The Snug Cafe」です。
こちらは、ブランチも食べられるカフェって感じですね。
そこまで大きくない店内は、年末なのに(多分)地元の人々で大盛況でした。
こういったカフェ以外にも、醸造所やパブ、イタリアンレストランなどが並んでいました。
食事どころを探すなら、この辺りがいいでしょう。
カヤック
ボウエン・アイランドで夏場におすすめしたいのは、カヤック体験です。
バンクーバー周辺やBC州では、割と定番のアクティビティであるカヤック。
もちろんボウエン・アイランドでも体験できますよ。
※2024年は4月以降に利用可能なようです。
Airbnbでゆっくり
ボウエン・アイランドの観光で季節を問わずにおすすめなのは、Airbnbでゆっくりすることです。
先にもお話ししたように、ボウエン・アイランドには眺めのいい別荘がたくさんあり、民泊として貸し出しているところもあるんです。
私は14エーカー※の広さを誇る、牧場にステイしてみました!
(※東京ドームは約11エーカーらしいので、どれくらい大きいか想像いただけるでしょう!)
こちらは、メインの建物の外観です。
この建物の先には、美しい海辺の景色が広がっています。
ここ、かなり何日かダラダラ滞在するにはとてもよかったので、ついでにご紹介しちゃいます。
まず部屋に入った瞬間のこの景色をご覧ください!
海!!!!
めちゃくちゃ綺麗(そしてバルコニーつき)!
リビングにも別の窓があり、そこからも美しい静かな海を眺められるのです。
しかも部屋だけじゃなくて、ミニ牧場や敷地内のトレイル(?)も自由に散策OKです。
ホストは、気さくなカップルなので、居心地も抜群。
牧場には、ニワトリがたくさんいました。
うみたて卵もわけてもらえることがあります。
あと、ヤギ2頭(写真には1頭だけ写ってる)。
うさぎさんも(寒くて固まってましたが)。
豚もいるそうですが、シャイなのでほぼ出てこないらしいです。笑
あと写真には撮ってないけど大きめの犬2匹もいました。
どちらもフレンドリーでしたよ。
最後に猫のJohnny。
お部屋の案内書に「この子はあらゆる手を使って部屋に入ってこようとするから気をつけてね(入れないでね)」って書いてあった。
マジで「部屋に入れろ」の圧がすごい。
そしてスリスリしてくる。かわいい。
猫アレルギーじゃなければ、一緒に遊ぶ機会はたくさんあります(バルコニーにいると、いつもやってくるから)。
膝に乗ってきたので、一緒に朝日をみました。
猫や動物好きの人はぜひ滞在してみてほしい!
ボウエンアイランド(Bowen Island)観光時の注意点
最後に、ボウエンアイランドを観光するにあたって知っておきたいことや、注意点をお話しします。
バスの本数が少ない
ボウエンアイランド観光時の注意点は、バスの本数が少ないことです。
土日だと2、3時間に一本のことも……。
時刻表をしっかり見ないと、バスを逃しますね。
ただ、島内では「ヒッチハイク」 をする人もいるようなので、万が一バスを逃したら挑戦してみてもいいかも。
ただ危険な可能性もあるので、できれば誰かと一緒のほうが安心でしょうね!
あと、eバイク(電動バイク)のレンタルサービスもあるようなので、それを利用するのも一手です。
バスの行き先はアナウンスされない
バンクーバーでは、バスに乗ると次のバス停の名前が表示されますが、ボウエンアイランドでは表示されません。
バスに乗ったときに、運転手さんに行き先を告げるのが安全です。
実際、地元の人たちは、運転手さんに「ここ(家の前で)おろして〜」って言ってました。笑
停留所はあってないようなものです!
車があった方がラク
ボウエンアイランドを観光するなら、車はあったほうがラクです。
フェリー周辺の散策なら徒歩で十分ですが、島の反対側まで行きたいという場合や、日帰りの場合は時間が限られ、効率的に動く必要があるからです。
もちろん電動自転車は活用できますが、島内は結構アップダウンが激しい地形なので、自転車でもキツイ箇所があります。
バンクーバーから車を持ち込む場合は、フェリー予約時に車込みのフェリー代を払ってね。
バンクーバーからすぐ行ける「ボウエンアイランド(Bowen Island)」を観光してみよう!
今回は、バンクーバーから日帰りでも旅行できる、ボウエンアイランドについてご紹介しました。
都市部の喧騒から逃れて、静かに自然の中で過ごしたい人は、ぜひ観光に訪れてみてください。
バンクーバーから気軽に行ける観光地を探しているなら、アメリカのシアトルもおすすめ!
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