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「ノマドーワーカーって流行ってるよね?旅しながら働けるなんて素敵🥺」
「やってる人増えてるし、簡単なのかも。私もやってみようかな!😀」
ちょっと待って!あなたはノマドワーカーの現実を知っていて、この道に飛び込もうとしてますか?
私はすでにノマド歴3年以上ですが、決して楽しいことばかりではありませんでした。
今回は、ノマドワーカーになる前に知らないと後悔しそうなことをまとめるので、ぜひ挑戦する前に読んでくださいね。
私のリアルタイムノマド生活記録はこちら↓
それから、ノマド生活には海外旅行保険付帯のクレジットカードが欠かせません!
これから後述するように、ノマド用の海外旅行保険はレビューが悪いものが多いからです。
一方でクレカなら絶対使いますし、何かあったときのお守りがわりになります。エポスカードなら、年会費無料で気軽に持てるので1枚作っておいて損はないでしょう。
ノマドワーカーの理想と現実10選
ノマドワーカーをイメージしたとき、海外のビーチや小洒落たコワーキングスペースでMacをカタカタする絵が浮かぶと思います。
しかし現実のノマドワーカーは、そんなおしゃれでフォトジェニックな生活をしていません。ここではそんなノマドワーカーの泥臭い現実を10個紹介します。
ビーチでは働きま……せん!
まず強調したいのは、ノマドワーカーはビーチでは働かないということです。
なぜかわかりませんが、デジタルノマドのイメージ画像として、浜辺でPCを操作する絵が使われがちです。でもあり得ません。
理由は
- インターネット接続ができない
- 砂や海水でパソコンがダメになる恐れがある
- 労働環境として最悪(いい姿勢を保てる椅子や机がない、モニターを複数置けない)
などです。とにかく海辺は最悪です。インフルエンサーが綺麗な絵を撮るために一瞬浜辺に出るのはあると思いますが。
おしゃれなカフェ=理想の作業環境ではない
それから、おしゃれなカフェ=理想の作業環境とも限りません。
例えばWi-Fiが低速だったり、電源がなかったり、トイレが汚かったり、椅子がめちゃくちゃ固かったり、混んでて長居しにくかったり。
挙げればキリがありません。フリーWi-Fiのため、セキュリティのリスクを気にする人もいるでしょう。
毎月収入があるとは限らない
ノマドワーカーは、収入が安定しないこともあります。
フリーランスとして企業と業務委託契約を結んでいる場合、契約内容によっては毎月仕事をもらえるとは限りません。
短期契約で終わることもあります。
短期契約のクライアントばかりなら、常に新しい仕事を探し続けなくてはならず精神的にもキツいです。
企業に雇用されていて、リモートで働いているならこの心配はありませんがね。
時差で早朝起きのミーティング
海外の企業とリモートでやり取りをする場合、時差を気にしなくてはいけません。
国によっては時差が大きく、早朝5時からミーティングということも。
時差に振り回されたくない場合、リアルタイムのやりとりが最小限で済む案件を見つけましょう。
モニターを持ち運びづらい
ノマドワーカーは世界や国内を転々とするため、大きなモニターが持ち運べず、理想の作業環境が整えられません。
特にITエンジニアやデザイナーなど、大きなモニターで作業したい人の話ですが。
私の夫もソフトウェアエンジニアですが、ノマドになる前はノートパソコン+モニター1、2台で仕事をしていました。
現在はモニターを借りれるコワーキングスペースを見つけたので問題なく働けていますが、ノマドする場所によってはそういった環境が得られないので、長くは続けたくないなと言っています。
生活費はそれなりにかかる
生活費はそれなりにかかります。
よく東南アジアなど物価の安い国に行けば費用が抑えられるという話も聞きますが、それでも固定費の家賃はかかりますし、短期滞在する場合は割高です。
有名な観光地を訪れたら「楽しみたい」という気持ちは捨てられず豪遊し、節約できないことも多々です。
年収・月収はピンキリ
ノマドワーカーの年収・月収はハッキリとしたデータがありません。ノマドといっても中身は企業に雇用されているサラリーマンだったり、個人事業主だったり、法人だったりとさまざまだからです。
職種も色々ありますしね。
年収200万円くらいで生きている人もいれば、1000万円以上のプレーヤーまでいます。カツカツの場合は、旅を楽しむどころじゃないことも。
税金からは逃げられない
ノマドワーカーとして国を転々とすれば税金はどこにも納めなくていいんじゃないか?と思うかもしれませんが、そうはいきません。
日本の居住者か、非居住者か、どんな収入をどこから得ているかなどにもよりますが、どこかの国には税金を納めないといけません。この点は、税理士に相談するのが確実です。
とにかく全く支払わなくていいということはあり得ません(実際してる人はいるのかもしれませんが)。
仕事以外の地味な作業も多い
「ノマドワーカー=個人事業主」として働いている場合、本業以外にも細かい事務作業が発生します。売り上げ管理、請求書発行、確定申告の準備、ビザ申請や滞在先手配……地味にやることが多い!!!
これに耐えられない場合、ノマドワーカーになるのは難しいです。
ノマド用保険のレビューがよくない
これはあまり指摘されてませんが、ノマドワーカー用の保険ってあまり魅力的なものがありません。
最近ノマド用の保険っていうのも出始めてますが、保険金請求しても対応がめちゃくちゃ遅いとか、レビューがひどい商品が多いです。アフィリエイトもあってか、やたら日本人に紹介されてる保険はありますが、保障内容や対応をよくよく確認した方がいいと思います。
どれがいいか不安なら、ひとまず海外旅行保険付帯のクレジットカードを持っておくと安心です。
エポスカードならVISAブランド・年会費無料なので、世界中どこでも使いやすいですよ。
そもそもノマドワーカーとは?
そもそも、ノマドワーカーってなんでしょう?どんな暮らしをしてる、どんな職種の人々なのか、実例を交えて説明します。
定義
ノマドワーカーは、会社など特定の働く場所(通勤する場所)を持たず、拠点を変えながら仕事をする人々のことです。
語源は「遊牧民(ノマド)」から来ています。遊牧民は水や牧草を求め、家畜と一緒に移動しながら働く民族です。
フリーランサー、在宅ワーカー、リモートワーカーとの違いは以下のとおり。
用語 | 定義 | ノマドワーカーとの違い |
---|---|---|
フリーランサー | 会社に所属せず仕事を請け負う人。企業とは業務委託契約(外注)を結んで働く。 | 企業との契約のしかた。ノマドの場合は雇用契約を結び、リモートワークをすることもある。 |
在宅ワーカー | 自宅を拠点に勤務する人。テレワーカーとも呼ばれる。 | 拠点を移動するか。在宅ワーカーは自宅を拠点とするが、ノマドは拠点を移動する。 |
リモートワーカー | 会社に行かず、カフェやコワーキングスペースで勤務する人。 | 拠点を移動するか。リモートワーカーは必ずしも拠点を移動しない。ノマドワーカーは移動する。 |
ノマドライターの暮らし(私の例)
ノマドワーカーの暮らしの一例として、ウェブライターとして生活する私のスケジュールを公開します。
時間 | やること |
---|---|
8:00 | 起床、身支度、朝食 |
9:00 | 仕事開始。メッセージチェック(Slack、LINEなどクライアントによって変わる) |
9:30 | 案件①新規記事作成(リサーチ、競合チェック、検索意図作成、構成)→編集に提出 |
12:00 | ランチ |
13:00 | 案件②リライト作業(複数の記事にわたることもある) |
15:00 | ミーティング |
16:00 | 案件②の続き |
17:30 | SNS更新作業 |
18:00 | 仕事終了し、夫と夕飯の準備 |
19:30 | 夕飯、Netflixを見ながらのんびり、仕事の勉強することもある |
22:00 | お風呂、歯磨き |
23:00 | 就寝 |
これは仕事がある版のスケジュールですが、仕事が途切れて、仕事探ししてる週も珍しくないです。
ノマドワーカーになれるおもな職種16
デジタルノマドに適した職業の例を16種紹介します。
職種 | 説明 |
---|---|
ライター/編集者 | コンテンツ、記事、ブログの執筆や編集を行う。 |
ウェブ開発者 | ウェブサイトやウェブアプリケーションの作成と保守を行う。 |
ウェブデザイナー | ウェブサイトの見た目のデザインを作成する。 |
グラフィックデザイナー | ロゴやマーケティング資料、その他のビジュアルコンテンツをデザインする。 |
ソーシャルメディアマネージャー | 企業や個人のためにソーシャルメディアプラットフォームの管理やコンテンツ作成を行う。 |
オンライン講師/教師 | 言語、学術科目、または専門スキルをオンラインプラットフォームを通じて教える。 |
バーチャルアシスタント | リモートで企業や起業家にサポートを提供する。 |
デジタルマーケティングスペシャリスト | オンライン広告、SEO、メールマーケティング、その他のデジタルマーケティング業務を管理する。 |
コンテンツクリエーター | YouTube、Twitchなどのプラットフォーム向けにビデオやポッドキャスト、その他のデジタルコンテンツを制作する。 |
データアナリスト | ビジネスや組織にインサイトを提供するためにデータを分析・解釈する。 |
コンサルタント | ビジネス、金融、IT、マーケティングなどの分野で専門的なアドバイスを提供する。 |
オンラインコーチ/メンター | フィットネス、キャリア開発、個人の成長などの分野でコーチングサービスを提供する。 |
翻訳者/通訳者 | 書面または口頭のコンテンツを異なる言語間で翻訳する。 |
フォトグラファー/ビデオグラファー | クライアント、ストックウェブサイト、または個人プロジェクト向けに写真やビデオを撮影する。 |
トラベルブロガー/インフルエンサー | 旅行体験を共有し、スポンサーシップ、アフィリエイトマーケティング、広告収入を通じて収益を得る。 |
SEOスペシャリスト | ウェブサイトを最適化し、検索エンジンのランキングを向上させてオーガニックトラフィックを増やす。 |
これらの職業はリモートワークに適しており、デジタルノマドとしてどこでも働きたい人におすすめです。
16種類挙げていますが、ネット環境とPCさえあればできる仕事なら、なんでも対象になるでしょう。
現実を見て後悔しないように!色々なノマドワーカーの体験談を聞こう
ノマドワーカーの現実を見て、ちょっとテンションが下がったのではないでしょうか?
自分にはノマドは向いてないのでは?と思ったかもしれませんね。
でも悲しい現実ばかりではありません。もちろんノマドをしてよかった!という瞬間もたくさんありますし、ここで紹介している以外の苦労をしている人もいます。
おすすめは色々なノマドワーカーの体験談を聞くことです。たくさん体験談を読めば、ぼんやりしていた「ノマドワーカーという生き方」が具体的にわかるようになるから。現実的に挑戦できそう(したいか)もハッキリするでしょう。
ここでは、どうやって体験談を読めるのか紹介しますね。
SNSをフォローする
まずは、デジタルノマドとして活躍している人のSNSをフォローする方法があります!
投稿は不定期かもしれませんが、リアルタイムな情報が得られるでしょう。
- デジタルノマド
- ノマドワーカー
- 海外ノマド
- 旅するフリーランス
などのキーワードを使って、ユーザーを検索してみましょう。
ぜひ私もフォローしてね⭐️
ノマドワークに関する本を読む
ノマドワーカーの声を集めた本を読むのもおすすめです。有料ですが、よりプライベートで、そこでしか聞けない声が集まっていますよ。
イチオシは、「海外ノマド入門」ですね。私も読みました。
なんと言っても海外ノマドワーカー56人へのインタビューがすごいです。そもそもそんなにいるのかって感じで驚きでしたが、ノマド生活の解像度は間違いなく高まります。
あと手前味噌ですが、私もnoteでリアルノマド生活記録を公開してます。
夫婦でノマドです。とりあえず東京編だけ公開してますが、今後増やして行くので、よかったらnoteのフォローもよろしくです!
【まとめ】ノマドワーカーの現実は悲しい…けど挑戦せずにはいられないんです
ノマドワーカーの現実を、現役ノマドライターが解説しました!
ちょっと悲しい現実10個をおさらいしましょう。
- ビーチでPCは宣材写真
- おしゃれなカフェ=理想の作業環境ではない
- 毎月収入があるとは限らない
- 時差を気にしないといけないこともある
- モニターを持ち運びづらい
- 生活費はそれなりにかかる
- 年収はピンキリ
- 税金からは逃れられない
- 仕事以外の地味な作業も多い
- ノマド用保険のレビューがよくない
現実はつらいかもしれません。それでも、なんでこんなにたくさんの人がノマドに挑戦してると思いますか??
やっぱり旅が好きだからです。そして、新しいことへの挑戦や、新たな人々との出会いが好きだからです!!
これらに共感できそうな人は仲間です!!!
絶対楽しめると思うので、ぜひ情報収集をしてノマド生活を始めてみましょう😃
とりあえず副業から始めてみたい!という人は、ランサーズへの登録がおすすめ!