カナダで社会人留学をしていた筆者ですが、いったん日本に帰って、しばらくは海外ノマド生活をすることになりました。
この記事では、備忘録としてカナダで帰国前にすることをまとめます。
カナダ留学中で日本に帰国予定だけど、何を準備したらいいかわからない人はご覧ください。
帰国後に日本の免許証を再交付したい人は次の記事をお読みください。
カナダで帰国前にすることリスト
カナダ留学で帰国前にすることを紹介します。(時期は目安です)
時期の目安 | すること |
---|---|
半年〜2ヶ月前 | 航空券の購入 |
1ヶ月半〜帰国直前 | 荷物の整理 |
1ヶ月前まで(BC州の場合) | 大家へ退去の通知 |
1ヶ月〜2週間前 | 職場に退職通知 |
1ヶ月〜2週間前 | タックスリターンの方法を確認 |
1ヶ月〜2週間前 | 保険の解約(MSPなど州の保険を早期帰国のために解約する場合) |
1ヶ月〜2週間前 | 水道や電気、ネットの解約(自分で契約した場合) |
1ヶ月〜2週間前 | サブスクの解約 |
1ヶ月〜2週間前 | お土産を買う |
1ヶ月〜2週間前 | カナダから日本へ海外送金(現金が100万円以上ある場合) ※海外送金のWiseが便利 |
2週間前〜帰国前日 | Visit Japan Webの登録 |
2週間前〜帰国前日 | カナダの銀行口座の解約(解約のタイミングは個人の状況による) |
1週間前〜帰国前日 | コンパスカードのデポジット返却してもらう |
帰国前日〜当日 | 携帯電話の解約 |
1週間前〜帰国後 | 帰国届の提出 |
一つ一つの項目について、詳しく解説します。
航空券の購入
航空券の購入は、ギリギリになると値上がりする可能性があります。少しでも予算をおさえたい場合は、半年〜3ヶ月前くらいの間に値段をチェックしておくといいでしょう。
荷物の整理
帰国前に荷物の整理(パッキング)をしましょう。きたときより荷物が増えている人が多いと思います。
荷物が重すぎる/量が多い場合、航空会社に超過料金を払う可能性もあります。
また、パッキングできない荷物の処理も必要です。以下の手段があります。
- 売る
- 寄附
- リサイクル
- 日本に送る
売る場合、TwitterやFacebook などを使って個人売買する方法や、古着屋などに売る方法があります。
個人売買は気軽にやりとりができ魅力ですが、詐欺も多いので、以下のような点に注意して取引してください。
- 対面で会って取引をする
- お金を受け取ってから品物を渡す
- E-transferで受け取る場合も、入金が確認できてから品物を渡す
また、寄付する方法も。
リサイクルも簡単にできますよ。
大家へ退去の通知
バンクーバーのあるBC州の場合、シェアハウスやアパートの退去連絡は、基本的に1ヶ月前までに告げるルールです(1 month noticeという)。

たとえば、毎月1日に家賃を支払い、5月31日までに退去したい場合は、4月30日までに家主に通知する必要があります。
ですが、物件によっては独自の契約をしていることもあるでしょう。1ヶ月より前に通知する必要がないか、契約書を確認しておきましょう。
また大家によっては「代わりに次の入居者を探してほしい」と頼んでくる場合もあります(JPカナダで物件を見つけた場合は特に)。その場合、入居者を見つけるやり取りにも時間を割かなければいけない可能性はありますね。
職場に退職通知
職場に、仕事を辞めることを伝えます。その際に、給与・T4(源泉徴収票的な書類)の受け取り方法も確認しましょう。
給与は現金、小切手、口座振込などでもらうオプションがあります。
タックスリターンの方法を確認
カナダで収入があった場合、収入があった翌年の2−4月頃にタックスリターン(確定申告)が必要です。
収入がある場合、自分でやるか、業者に依頼するかを決め、業者の場合は連絡をしましょう。
こちらは日本語で相談ができる業者です。
自分でタックスリターンをやる場合はその手順・必要書類や、各種システムへのログイン方法を確認しておきましょう。
保険の解約(早期帰国の場合)
早期帰国する場合、保険の解約手続きもしましょう。
BC州の公的保険MSPの場合は、オンラインでキャンセル手続きできます。早期帰国でない場合(ビザの有効期限いっぱいまで滞在)、解約手続きは不要です。
また、プライベート保険のBIISは、早期帰国の場合、日本帰国後に「メール」で返金手続き可能です。
やり方はこちらを参考にしてください(ビジター保険の場合)。
水道や電気、ネットの解約(自分で契約した場合)
アパートなどを借りて自分で契約した場合は、水道や電気、ネット契約を解約しましょう。
サービス会社によっては、帰国の1ヶ月前にならないと解約手続きができないこともあります。
シェアハウスの場合、手続きは大家がやっていることが多いので基本的に不要です。
サブスクの解約
ジムなど、カナダだけで使える月額利用サービスの解約をしましょう。
解約できる時期、契約内容をよく確認してください。
お土産を買う
家族や友達へのお土産も忘れずに。酒類やタバコの持ち込みは、規定を超えると税金がかかります。
また肉製品は基本持ち込めないので注意です。
海外送金
100万円以上の現金は日本に持ち込む場合申告が必要です。
逆にそれ以下なら申告しなくてOKなので、できればWiseなどの海外送金サービスを使って、日本の銀行口座にあらかじめ送金しておくといいでしょう。
Wiseで海外から日本へ送金する方法はこちらを参考にしてください。
Visit Japan Webの登録
義務ではありませんが、Visit Japan Webの登録をしておくと便利です。
税関申告などをオンラインで事前にできるので、入国審査が早く済むメリットがあります。
カナダ銀行口座の解約
日本帰国後に使用予定がなければ、帰国前にカナダの銀行の解約をします。
なお人によって「帰国ギリギリに解約した方がいい」場合と「早期に解約した方がいい」場合とがあります。
帰国ギリギリに解約した方がいい人
以下に当てはまる場合は、帰国ギリギリに解約してもいい(した方がいい)と思います。
- カナダの銀行をもう使わない
- 口座を解約すると現金以外の支払い手段がなくなる
- 銀行の残高を日本に送金済みorあまりない
クレジットカード、Wiseやソニー銀行などの支払い手段がない場合、口座を解約してしまうと手持ちの現金で支払うしかなくなり不便です。
その場合、ギリギリまで口座を残しておくと楽でしょう。口座の残高が少なければ、解約手続きは窓口に行った当日に15分程度でできます。
2度手間を避けるには、銀行口座解約前に残高を使い切るか、日本にWiseなどを使って海外送金しておくのがいいです。
早期に解約した方がいい人
また、早期に口座を解約した方がいい場合もあります。
それは、口座維持費がかかる場合です。

私はこの理由から、帰国の1ヶ月以上前にBMOを解約しました。
カナダの銀行では、口座維持費というものが毎月かかります。初年度は無料のことも多いですが、私は3年近く滞在していたため、毎月末に17ドルくらい口座維持費を引かれていました。
これがもったいなかったのと、Wiseのデビットカードがあり、口座を早期解約しても困らなかったので、早めに解約しました。
いずれにしても、ケースバイケースで解約時期を決めてくださいね。
カナダの最後の給料をカナダの銀行口座で受け取りたい場合は、日本到着後に電話で解約する方法もあります。
コンパスカードのデポジットもらう
バンクーバーの交通系ICカード「コンパスカード」は、初回購入時にデポジットとして6ドルを支払っています。カードを返却すると、このときの6ドルが現金で払い戻されますよ。
帰国が近くなったらカードを返却してデポジットを受け取るといいでしょう。
ウォーターフロント駅のコンパスカードのオフィス(Compass Customer Service Centre)で返金手続きが可能です。
携帯電話の解約
携帯電話はギリギリまで使うでしょう。解約方法だけは早めに確認しておき、あとは帰国前日や当日に解約するといいと思います。
契約内容によっては、途中解約となり違約金を支払う場合もあります。
帰国届の提出
日本の外務省に、帰国届を提出します。オンラインで出せるので、帰国日が決まったらor帰国してから登録しましょう。
出さなくても罰則はありませんが、記録上「カナダにいるまま(在留届を出していれば)」になっているので、事務側が困る可能性があります。
そもそもカナダ入国時に在留届を出し忘れていた場合や、3ヶ月以下の短期滞在の場合は、特に何もする必要がありません。
カナダ留学の帰国準備はいつから始める?
カナダ留学の帰国準備は、いつから始めればいいのでしょう?
留学の内容や性格により個人差はある問題ですが、ここでは個人的なおすすめの時期を紹介します。
この時期から始めれば、帰国に間に合わないということはないでしょう。
1ヶ月半前くらいから準備開始
カナダ留学において、帰国準備は1ヶ月半前くらいから始めればいいと思います。
大体の準備は1ヶ月以内で終わるからです。
ただ例外として、人によっては早めに準備しておいた方がいいこともあるでしょう。
早めに準備しておいた方がいいこと
早めに準備しておいた方がいいことは、次の二つです。
- 航空券の購入
- 退去の連絡
退去の連絡は、基本1ヶ月前ですが、契約内容によっては早まるかもしれないのでここに挙げておきます。
帰国直前にした方がいいこと
なんでも早めにやればいいというわけではなく、帰国直前にした方がいい準備もあります。
- 携帯電話の解約
- コンパスカードの返却
- 銀行の解約
カナダの銀行の解約のタイミングは、先に説明したとおりケースバイケースです。ギリギリまで銀行のデビットカードを使いたい場合は帰国直前に解約しましょう。
カナダの帰国準備で失敗したこと・反省
カナダ留学の帰国準備をしていて「これ失敗したなー」「こうすればよかったなぁ」っていうプチ反省があるのでシェアします。
(致命的な失敗ではないです)
不用品は早めに売ればよかった
不用品の売買は、Facebook Marketplaceを使ってやってましたが、2ヶ月前くらいからやっておけばよかったなと思います。
なぜなら売り出したのがギリギリ(ものによっては2週間前)すぎて、安売りしてしまったからです。

誰も買ってくれない不安が出てきて「残すよりは安くてもいいから売りたい!」って心理になってしまいました。
心の余裕を持つ意味でも、早めに売り出して損はないでしょう。
CRAのログイン方法を変更しなかった
税金関係でお世話になるCRA(カナダ歳入庁)のウェブサイトですが、ログイン方法の設定で失敗しました。
私はSign-In Partner(銀行のID、パスワード)を利用してログインしていましたが、銀行を解約してしまったので、ログインできなくなってしまったのです。
こうなると電話しないと解決できなくなる(しかも電話がなかなか繋がらない)のでちょっと面倒です。
ログイン方法をCRA user ID/Passwordに変えておくと楽だと思います。
サブスクサービスの解約
年間契約や月額契約(サブスク)の解約で失敗しました。
まず、通っていたジム(Fitness World)について。私はジムが年間契約になっているのを知らず、契約していました。
契約上では、年次の途中での解約は「基本的には」できないことになっていました。つまり、途中帰国しても、毎月の費用を払う必要があったのです。
しかも私は日本に帰国してもしばらくは旅するので、結構面倒くさいケースでした。
結果的に色々説明したり書類を出したりして解約できましたが、契約前に「月次契約か、年間契約か」は確認しておくといいでしょう。
また、パートナーはコストコの解約を忘れていて、年次更新されてしまいました。
日本帰国後にもコストコの会員カードは使えますが、使う予定がないなら、更新期限前に解約しましょう。
【まとめ】カナダ留学の帰国準備は1ヶ月半前くらいから動けばOK(BC州の場合)
今回はカナダ留学で帰国前にやることをリストにしました。時期の目安・やることは、州によって違うと思うので、適宜お住まいの地域のルールをご確認ください。
時期の目安 | すること |
---|---|
半年〜2ヶ月前 | 航空券の購入 |
1ヶ月半〜帰国直前 | 荷物の整理 |
1ヶ月前まで(BC州の場合) | 大家へ退去の通知 |
1ヶ月〜2週間前 | 職場に退職通知 |
1ヶ月〜2週間前 | タックスリターンの方法を確認 |
1ヶ月〜2週間前 | 保険の解約(MSPなど州の保険を早期帰国のために解約する場合) |
1ヶ月〜2週間前 | 水道や電気、ネットの解約(自分で契約した場合) |
1ヶ月〜2週間前 | サブスクの解約 |
1ヶ月〜2週間前 | お土産を買う |
1ヶ月〜2週間前 | カナダから日本へ海外送金(現金が100万円以上ある場合) ※海外送金のWiseが便利 |
2週間前〜帰国前日 | Visit Japan Webの登録 |
2週間前〜帰国前日 | カナダの銀行口座の解約(解約のタイミングは個人の状況による) |
1週間前〜帰国前日 | コンパスカードのデポジット返却してもらう |
帰国前日〜当日 | 携帯電話の解約 |
1週間前〜帰国後 | 帰国届の提出 |
また、カナダから日本への海外送金が必要な場合には、手数料が安くてお得なWiseを活用しましょう。